「陳情」についてと、定量的議論の必要性

妻によれば、省庁にいて少なくない時間を取られるのが地方からの「陳情」とのこと。
「法で、年に○回までは陳情を受けないといけないから仕方ないんだよ」という妻。


「その"法で決まっているから"って、いうのはその法をやめればいいんじゃないの?」
と思う。


回数が保障されているプレゼンって変だと思いません?
陳情する側にとっては年に1か数回みたいですが、それが県プラス政令指定都市レベルとのことで、国全体ではものすごい数になるらしい
なお、妻の記憶に頼っているので(ちょっとGoogleしてみたけど見つからなかった。誰か教えてくれると幸い)
それに対して、国家公務員という本来は非常に高い国政についての専門性を持っているべき人たちの同席について、"定量的な議論(数の議論)"がない気がする。
陳情したい側同士でコンペでも開いてから持ってきてほしいものだ。


ちなみにこの陳情の定量的な数を探しているうちに、霞が関官僚日記
http://d.hatena.ne.jp/kanryo/20040505trackback

という日記も見つけました。まだこの5月分しか読んでいませんが。がんばってください。応援してます。
まあ自分も妻も国家公務員の同級生が何人もいるもので色々と断片的には情報は入ってくるのですが、こういった継続的な話も聞きたいですね。



なお、「陳情」は聞いている時間だけではなくて、そのあと"ふりもめ"という「どこの省庁がそれを受け持つか?」で時間を食い、
さらに受け持つことになった省庁は無駄なことに時間を割くことになることが多いらしい。


まあ結局は、官僚というのは国会議員の言うことを聞かないといけないわけで、
低レベルな国会議員が存在するのがこれの原因で、
しかし、結局はその国会議員を選ぶ国民側が低レベルなわけで、自業自得なんですよね。


まあ自分も政治とかにそこまできちんと関心を持っていたかというと微妙(でも投票には一度も欠かさず行ってますよ。不在者投票で行ったことの方が多いですが^^;)
なので、強くは言えませんが、


どちらにせよ、多くの人がこの"定量的な議論"をできるようにならないとなあ、と。
そのためには是非ボードゲームを! という持論に行き着くわけですが(笑)



というか、票田のトラクターで読んでいたので、そうだろうとは思っていたけど本当に
「(うちの有権者の)○○さんの息子が大学に受かっているか教えてほしい」
とか
「紹介状を書いてくれ」
とか本当にあるんですね。。。。。。

 

そうそう、この票田のトラクター、復刊希望に是非かけてくれるとうれしいです
http://www.fukkan.com/vote.php3?no=10883