図書館回帰と書店の変化予測
2000年新卒にとって、「不況」はむしろ日常なわけだけれども、リーマンショックが起きてからはさらに段違いな気がする。
平日昼間に図書館に行っても、机が空いていた試しがほとんどない。
ここ2年で言ったことのある5つくらいの図書館がほとんどそうだからどこもそうなのではないだろうか。
また、人気書に対しての予約に関してもすごい勢いだ。
自動車やモノが「所有するもの」から「利用するもの」に変わりつつある現在。本もそうなるのだろう。色々な人が予測していると思うけど。
そうなると、「図書館で中身を読んだ後」で「所有しておきたいものだけ買う」と言う方が大勢になるのかもしれない。ただ、全体のパイが縮小しまくりだけど。
ネットユーザーはネット書店で買い、非ネットユーザーは書店で注文して買うだろう。あ、あと宅配便の時限(21時)までに帰宅できないネットユーザーは、それ以降空いている書店ならそれを利用するだろう。
意外に、21時〜終電と、7時〜9時にだけ開く書店なんて出来たりして。
なお、こうした本の例外なのが「図鑑」で、図鑑はいろんな種類があるけれども、図書館にはそのうち1〜2種だけである。これは上の例には漏れるかもしれない。
ただ、さらにその例外が恐竜図鑑で、恐竜図鑑だけは各社のがあったりする。恐竜図鑑の出来が図鑑の売り上げを左右する日が来るのかもしれない(いやもう制作側では常識だったりして)