貴乃花理事当選と朝青龍引退〜○○だけの人、○○だけじゃない人

貴乃花理事当選と、朝青龍引退という光と闇を見て


この2人は、両方ともに強かった横綱という意味では同じだけど
後世から見たら、今のところ残る評価は随分と異なるだろう。

相撲を伝統としてみているか、ビジネスとして見ているかの違いと思う。


理事選挙、貴乃花理事と旧来の他の理事との戦いは、
「相撲以外でも食べていける」だけの力、立場をもっている貴乃花と、
「相撲でしか食べていけない」他の理事の見識の差によるものだろう。


でも貴乃花が、それだけの地位になったのは、生まれの関係から
今の「相撲だけ理事」よりももっと「相撲だけ」の人生を歩いてきたからだ。


光あるところに闇はあり、闇があるからこそ光がある。
ウツツは極まるとウツロになり、ウツロも極まればウツツになる。


本当は、朝青龍のビジネスセンスこそ、相撲協会理事会に必要なものだったりして(笑)


でも、センスなんかより改革の実現には「人格」「運」が大事。


今のところ、その蓄積は貴乃花の中に徐々にされていると思う。期待したい。

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http://www.sponichi.co.jp/sports/flash/KFullFlash20100202011.html
(略)
理事としての職務分担は4日に決まります。私は武蔵川理事長が決められる職務を全力でやり抜くだけ。理事になったとはいえまだ修業の身。与えられた仕事を1つ1つこなして前に進むことしかできません。

 若輩ものですが、これからも応援よろしくお願いします。(貴乃花 光司)

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