インチ未満と寸未満

Twitterで流れた来た能力判断サイトをクリックしたところ、

.@moutoku さんは永遠と須臾を操る程度の能力です。 http://www.syawaful.com/nouryokumu/ #nouryokumu

とのことだったので、昔書いた日記を思い出してUp


インチ未満の尺度を測るのに、欧米では1/2インチ、1/4インチ・・・と進んでいくという。

なお、Wikipediaによれば、
1バーレイコーン(barleycorn) = 1/3インチ = 約8.467 mm

という単位が存在するようだ。
なお、barleyは麦。(麦茶の訳語barley Teaで最近知った)彼らにとって、指より小さいものは麦とかとうもろこしが限界だったということだろうか?

と思ったら、さらにその1/4の、Poppyseedがあった。芥子粒くらい?マフィンに入ってるのしか見たこと無いけど。
http://en.wikipedia.org/wiki/Poppyseed
(その先の単位を知ってる人が居たら教えてください)
上のページのpointも単位なのかな?

やっぱり「モノ」が基準のようだ。

なお、ヨクトとかは味気ない、ってか1991年に導入って・・・
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%82%AF%E3%83%88

ナノですら1960年に導入なのか
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%83%8E


一方で、日本の場合には
寸の下は「分」として独立した単位になっていた

その先の単位を見てみて思ったのだが、最初のうちは「糸」とか「微」とかのいかにも小さいものになっていくのに、途中から曖昧なもの(渺、漠、模糊)となり、その先は「時間的」(逡巡、須臾、瞬息、弾指、刹那)になり、最後はむしろ無限に通じるような単位になっていることである(阿頼耶、阿摩羅、涅槃寂静
http://jimita.com/etc/zatugaku/kazu.html

なお、参考までにその単位は下記である
分、厘、毛、糸、忽、微、繊、沙、塵、埃、渺、漠、模糊、逡巡、須臾、瞬息、弾指、刹那、六徳、虚空、清浄、阿頼耶、阿摩羅、涅槃寂静


このあたりに、欧米にはできない技術が隠されていないかなあ。

ちなみに、ゼロを発明したインドでも、ゼロを表す言葉は宇宙をもあらわしていたという