昼食難民〜イリオモテヤマネコ〜植物3点

そうしてお土産とかを買っていたら12:50の便の時間になったので、白浜へ戻る。いやはや貴重な体験だった。
ある意味、「別の島」にいってきたような感じであった。


車は3人を乗せて時計回りに来た道を戻り始める。途中に祖内集落があったので、サンゴの石垣をチェック。
しかし、問題は昼ごはんである。星砂海岸の辺りで、寿司&地魚料理を出してくれる店があったので、そこに向かう。しかし、たどり着いてみると13時半だったからか「支度中」。がっかり。
そこからもう少しいったところに「営業中」とかかれた看板が。車を止めて、もう一度扉の前に行くと「準備中」になっていた。営業時間は昼の部が14時までと書いてあるのに。
このままでは昼食難民になってしまうので、入ってお願いすると、OKだった。
白身魚フライ定食と、ソーミンチャンプルーを注文して食べる。白身魚は淡白だけれども、かかっているソースがおいしい! やっぱり自家製とのことだった。


満腹になった後は、そのまま時計回りに道を進んで、野生動物保護センターへ。ここでは保護されたイリオモテヤマネコが「ライブ映像」で見られる。
ほとんど塀の上を行ったりきたりしているだけだったが、一度だけずっこけて落ちそうになっていた。
そのほかにも、西表の植生や、動物のことがよくわかる展示であった。
ここにて再びすみれは授乳。


ライブ映像ながらイリオモテヤマネコを見た後は、植物3連発。ここからは反時計回りに民宿マリウドまで戻る。
まずはすぐそばにある、何とかセンターの保護林のようなもの。最初は単なる散策道かと思いきや、途中の3分の1が激しいジャングルで、蚊にも食われた。でも木の説明などがあってためになった。


次は、その帰り道にあった、「サキシマスオウの群落」このサキシマスオウは「板根(ばんこん)」と呼ばれる板のような根が特徴だけれども、むしろ、交通標識では宣伝されているのに、いざ中に入ってみると、「朽ち果てて」「台風によって道もめちゃくちゃになった」観光場所という、わびさび?を感じるところだった。なかなかすごい。見てみると「文部省」の管轄。国土交通省が看板で案内しても、文部省はここに自分の管轄場所があるのを忘れているのではないだろうか? 嗚呼、縦割り行政かな。

サキシマスオウの群落廃墟にて


ラストは、大謝見(おじゃみ)ロードパーク。駐車場の横に、海面近くまで降りていけるところがあって、マングローブの群落を心ゆくまで堪能できる。
11日間旅した中で、マングローブの説明や表示はずいぶん見たけれども、堪能したければここがオススメ。遠浅の海面の上に板が通してあるので。


以上で日中の観光はおしまい。