実家でカタンと麻雀


実家で過ごすお盆。僕の両親はカタン、妻は麻雀とをお互いに覚えることにした。
というわけでまずは家族でカタン。僕の両親+so-so夫婦の4人だ。


でも始まる前に一波乱。ポータブルカタンを持ってきたのだが、最近遊んでいなかったので見ると、なんと「資源カードとチャンスカードがない!」という重大事態。


PostItを探したり、ネットから印刷しようかとも考えたが、なんと昔の工夫が役に立った。家にはトランプとモノポリーがあるので、以前の工夫どおり、トランプをチャンスカードに、モノポリーのお札を資源カードにしてプレイ!



一通りルールを説明した後、初期配置はほとんど教えてスタート。下記のような感じ。

  • 1番手:母 5鉄6麦9木 4土8羊+鉄港:バランスよく5色+鉄港
  • 2番手:so-so 3羊8鉄10土 3麦4木土6:麦羊薄いも3かぶせの5色&土2つ
  • 3番手:妻 5鉄10羊11鉄 5麦9木11鉄:土切り鉄3マスのカード型
  • 4番手:父 8鉄11麦+土港 6土8羊12木:麦と木の薄い5色を土港でカバー予定


妻がカード型の置き方にした関係で他の3人はバランスよく5色を手に入れる。


一応全体的な期待としてはこんな感じ(期待値の高い順)

  • 木:9が出ると母と妻の女性陣、4が出るとso-soだけ手に入れる。父は12のみ
  • 土:so-soが6と10で最大産地。父6、母4、妻は土切り
  • 羊:父と母が8で採取。妻は10、僕は3
  • 麦:母が6、妻が5、父が11、so-soは3。これも女性陣
  • 鉄:妻が5と11x2で最大産地、父とso-soが8、母が5と全員結構出る。


という体制でゲームスタート。
序盤は土余りの木欠乏な場。9の木が出なかった為、4で木の出たso-soが順調に開拓地を建設。
父はあまり交渉をしなかったが、うまいタイミングで麦が産出&粘土港を最初から所持という戦略がうまくいっていた。そして
so-soが2軒開拓地を建てた段階での状況は

  • so-so 開拓地4軒
  • 母  開拓地3軒+カード2枚
  • 父  開拓地3軒+カード1枚
  • 妻  開拓地2軒+カード2枚

中盤では母の交渉が見事であった。so-soが8枚なところに目をつけ僕から麦2枚を非常にいい条件で交渉で入手した。
また途中で妻が鉄ばかり5枚。so-soが鉄2枚+麦3枚+木2枚などだったので。交渉で麦を1枚手に入れて妻と都市化を果たした。
ちなみにso-soの1つめの都市化は、カードが11枚もあったところから、バーストして1枚引かれて、ようやく建ったもの。途中ではこんな感じ。父の都市化は独占カードをうまく使用した結果である。

  • 父  開拓地2軒+都市1つ+カード1枚+ロンゲストロード
  • so-so 開拓地2軒+都市2つ
  • 母  開拓地4軒+カード2枚
  • 妻  都市2軒+カード2枚


終盤、妻が都市2軒のみで出遅れていたので、妻に3軒目の開拓地を建てられるように妻有利の交渉をする。
そしてその開拓地を立てた途端に11と5が大量に出始める。
それが妻の当たり目で11でも5でも鉄と麦が産出。あっという間に都市化を果たし、騎士王(ラージェストアーミー)になり、勝利した。最終結果は

  • 妻  10点 開拓地1軒+都市3軒+1点+騎士王
  • 父  8点 開拓地4軒+都市1つ+ロンゲストロード
  • so-so 8点 開拓地2軒+都市3つ
  • 母  6点 開拓地4軒+都市1つ(+騎士2枚)

の順であったが、母が騎士王を取得していれば、全員8点で横並びでさらに面白い展開になったと思う。が、途中で僕と妻の交渉のほか、母と父がお互いに鉄と麦を交換して両方がカードを引けるようにするなど、棋譜をとってもいいくらい好ゲームだった


そうそう途中で名場面(?)が。妻が8枚中5枚の都市材をちょうど持っていたとき、阻止すべく母が騎士で1枚取りに行った。妻は手札をシャッフルし、セーフ。続いて僕が7を振り、妻から取ろうとすると「ちょっと待って」と妻。今度は見ながら順番を変えている。で、僕に「何番目を取る?」と聞くので、「7番目!」と答えると満面の笑み。「so-soは3と7が好きだからそこに外れをおいといた」というわけで見事に性格を読まれて妻の都市化を阻止できず・・・妻の勝利となりました。一種の敗着?

カタンで勝ってピース!