自転車泥棒には即刻懲役刑を!

今日は、2駅先の駅まで自転車をとりにいきました。
駐輪違反の撤去ではなく、自分の住んでいるマンションから盗まれた自転車を、マンションの駐輪場シールを手がかりにうちまで連絡してくれた人がいたのです。世の中捨てたものじゃないですね。
「いや、もしお捨てになるのでしたら、こちらで捨てておきますが・・・」というのに予感がありつつ、受け取りに行きました。


その駅から10分ほど歩いたところでちょっと手土産を買って待ち合わせ。
無事に?押し歩けるらしい自転車とご対面。結婚直前に使っていた自転車で、実家の最寄り駅の駐輪場シールがあり自分のものであることを再確認。これを受け取り、手土産を渡そうとするが固辞されました。
確かにチョット見た目、やはりもうボロボロだったので、確かにそうかも、と思い押し歩いて帰途に。


そして目が慣れてくるにつれて、いかにこの自転車がひどい状態なのかがわかってきました。
パンク程度は覚悟していたのですが(もちろん籠はベコベコ、両輪ともパンクです)、よくみると後輪ブレーキのブレーキワイヤーがありません。あれ?なんだか後輪も曲がっているような気がします。


押しているうちに、どんどんと切なくなってくるものですね。実家に住んでいるときは、毎日通勤の際に毎朝毎晩乗っていた自転車がこんな姿に。今まで何度も自転車は盗られていますが戻ってきたのは2回目。しかしこんなにボロボロになっていてもう捨てるしかないのは初めてでした。


歩いている間にも同じように持ち主から盗まれて変なところに置きざらしになっている自転車たちに出会います。なんかもう、ここに捨てて行っちゃったら楽だろうな。と思いつつ。こいつをちゃんと廃棄処分という弔いをしてやるのが一番なんだろうな、と思い直して押していきます。


それにしてもどうして世の中の自転車泥棒たちはこんなにも気軽に自転車を盗んで行けるのだろうか?そして乗り捨てていけるのだろうか?自転車だって普通安くても一万円以上します。いや、それ以上に、自転車は自動車よりも「自分が漕がないと動かない」という点、それに何度も乗る、という点で、自動車以上に愛着が生まれる事だって少ないことじゃありません。


それを盗まれた側がどう感じるのか?それを分からずに自転車を盗んでしまう人というのは、人の立場になって考えが廻らない人間であり、社会的な危険性として芽の内に摘み取っておくべきものでしょう。いや本当、冗談ではなくて、そういう人間がバタフライナイフを持ったら普通に他人を刺すと思いますよ?


彼らは愚かにも証拠品をそのまま残しているわけですから、是非警察の方々には、不自然な場所に放置されている自転車については指紋検証をし、防犯登録上の本人以外の指紋が見つかった場合には照合してしっかりと犯人をつきとめ、懲役刑に処して欲しいと思います。罰金刑では困ります。


世の中で自転車を盗ったことのある皆さん、本当にやめてくださいね。