首位を明け渡すのも正解です!?→今、発明特許カテゴリがアツい!(拙著55日首位御礼→ノーベル賞中村氏著書とデッドヒート中)

55日首位の御礼と、陥落のお知らせ。相手は・・・ノーベル賞中村修二

皆様の応援のお陰をもちまして、発売した週の金曜日から55日間にわたり、amazonの発明・特許カテゴリで首位にならせていただくことができました。厚く御礼申し上げます。

そんな拙著ですが、とうとう首位を明け渡す日が来てしまいました。

とはいっても相手は今を時めくノーベル賞受賞者中村修二さんの著作でした。
周囲からも「まぁ相手が中村さんなら仕方ないよ」という慰めの言葉を多数いただいております。

そもそもが日本で最も有名な「特許訴訟」を起こされ、技術者の地位を上げていただいた方であり、発明・特許カテゴリでは無類の強さを誇ってもおかしくない上にノーベル賞ですから、無理もありません。

実は2週間、中村修二さんを防衛していた!?

なので、いつかは首位を明け渡すことを考えると、これ以上願いようのないほどのビッグネームでした。
むしろ、ノーベル賞受賞の報が駆け巡った10月8日から2週間以上、首位を防衛していたことが信じられないくらいで、皆様に重ねて御礼申し上げます。

出版社の方も、10年前の著書を絶版にせず、きちんととっておき、機を見るに敏に新装版を出してきたのは、まさに出版社冥利につきることと思います。

今、「発明・特許カテゴリ」がすこぶるアツいです。

それにしても、拙著の発売以来、毎日amazonのランキングをチェックさせていただいておるのですが、中村氏の登場によって実にランキングが面白いことになっています。


というのも、私が首位である50日間、その最初の1ヶ月は、ずっと2位は岩永 利彦様の

キャリアアップのための 知財実務のセオリー ―技術を権利化する戦略と実行― Practice of IP for career Dev. (ビジネスセオリー)

でして、1位2位が完全に固定されていました。3位以下もほとんど動きがありませんでした。

しかし、ここにきてノーベル賞効果でまず拙著が中村氏の2冊とトップ3をガチバトル。1位から3位の間をめまぐるしく行き来しております。

そして中村氏といえば有名な青色発光ダイオード訴訟ですので知財裁判系の本も急上昇。2位固定であった同著(拙著上梓前はずっと1位だった?)も4〜9位の間をめまぐるしく行き来しております。
(中村氏が訴訟を頑張ってくれたおかげでエンジニア兼職場の知財推進担当の私としては大変助かっております)

まぁ非常にニッチな世界でのランキングですが、私だけで楽しんで(ハラハラして)いるのももったいないので、ぜひご覧いただければと存じます。

ランキングへのリンク
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次世代のために、できれば今少しデッドヒートを続けたい。

さて、拙著に費やした労力は、青色発光ダイオードそのものと比べると足元にも及びませんが、中村氏の「著書」とは張り合えるくらい位には日本の将来のことを思って、頑張って2年間かけて書かせていただきました。
 また、何より出版社であるディスカバー社の皆様が社長の干場様を筆頭に加えて下さった編集その他のご助力も、同著には間違いなく負けないと思います。


ランキングでは首位を譲る時間帯が増えましたが、一日に一度は首位になり、未だに「欲しい本」ではまだ首位を守らせていただいております。
今少し、中村氏の著作とのデッドヒートを続けさせていただければ幸いです。


また、私と会社の関係は中村氏とはある意味対照的で、別段に会社の言うことや方向性をそのまま聞くわけではありませんが、かといって会社と険悪な関係でもなく、社会に対してイノベーションを起こすという方向の元、素敵な同僚に恵まれつつ会社と仲良くやらせていただいているつもりです(少なくとも私は会社と同僚たちが好きです)。
(まぁ、イノベーションの方向がソフトウェアや教育系なので、材料系である中村氏とはかかるお金が桁違いに違う点が大きいと思いますが・・・)


まぁまだまだ道半ばですが、中村氏と対照的な性格ででも社会にイノベーションを起こそうと考えている人もいる、ということもいるということで。


ぜひ、ここをお読みなって下さっている皆様におかれましては、拙著が色々な書店で新刊でなくなっても常時置いていただけ、多くの世代に手を取る機会が得られる本になれるよう、今後とも応援のほどお願いできれば幸甚でございます。

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