[発明原理][分けて]カットフルーツの#2分離原理

3日目の8/2は長崎市内観光。グラバー園大浦天主堂を見た後、ちゃんぽん発祥の店でちゃんぽん&皿うどんで昼食。その後、平和記念公園原爆資料館に行きました。
大日本帝国とは長崎でその産声をあげ(グラバー園)、長崎にて息の根を止められた(原爆)ことを感じました。

カットフルーツ=可食部と皮の<#2 分離>

発明原理の紹介はこの日の朝食の、グラバー園最寄りの「石橋駅」で降りたところにあったフルーツ屋さんから。

店の横にカットフルーツが並べられ、食べるためのテーブルと椅子までありました。
ちょうどよいので、今日の朝食はここで摂ることにします。

オレンジ、グレープフルーツ、パイナップル、パパイヤ、スイカ、それにフルーツポンチ。

どれもよく冷えていて、雨交じりの曇りとはいえ、やや蒸し暑くなってきた朝にすがすがしい感触を与えてくれました。
このカットフルーツ、カットされているだけでなく「フルーツを剥いて」あります。
このことによって、フルーツを買った人は、「フルーツを食べる」という目的をとてもスムーズに果たすことができます。

実はこの部分にも発明原理が観察できます。
それは発明原理の2番目<#2 分離原理>です。

分離原理は、上のシンボルで?から余計な部分(右下の●)が分離されているように、全体の中から必要なものだけを分離して、物事を解決する発明原理です。

というのも、先ほども述べたようにこのフルーツやさんがあるのは、長崎屈指の観光名所であるグラバー園への通り道。店の前を通るお客さんの多くは観光客です。

観光客にとって、「食べた」ら、食べられる部分(可食部)以外のゴミを捨てる場所に困ります。
つまり、フルーツが剥いてあることにより、(保存のきく)果実全体から、「食べる部分」だけを分離したことになります。

これが発明原理の2番目<#2 分離原理>になります。