「ちゅらさん」の小浜島

・0910 の便で「ちゅらさん」の島小浜島

朝起きて、ホテルの朝食バイキング。ここの朝食バイキングは満足。一度冷凍されているらしい納豆(おそらく空輸だ)だけはいただけなかったが、おかゆがあるだけでなく、チャンプルーや、地元のかまぼこ、おかゆなどがある。


ホテルの朝食バイキング。なかなか良かった(納豆除く)


朝食食べて、レンタカーを返却して離島桟橋へ。離島桟橋の平田観光で、小浜島竹富島の2島観光切符を買う。1人9800円也。10枚つづりのチケットがなんだか遠足気分を誘ってGood.


ただ、結局のところ、これらの合計を足し合わせると7000円弱と思われる。3000円くらいのリベートで組み合わせている。いい商売だ。


西表に行ったのと同様のフェリーに乗り、まずは小浜島へ。30分程度の短い時間。
もらった2島めぐりの出発時間は10時半だったのだけど、9時10分のフェリーにも間に合いそうだったので、小浜島でツアーに合流という形にしてもらったのでした。




・0950-1050 僕だけレンタサイクルで「ちゅらさん」の家やブランコなど見る
というわけでちゅらさんの島に到着〜

フェリーに乗って、到着したらすぐにすみれが授乳。見ると普通に「コハマ観光」とかのバスがある。あまりあせらなくても良かったのか。
僕らのバスまで1時間以上あるなぁと思っていたら妻が「レンタサイクルで回ってきたら? 私はすみちゃんに授乳とかしてるから」と申し出てくれた。僕の希望が分かるなんてなんて素晴らしい妻なんだ。


お言葉に甘えてレンタサイクルを借りて、町の集落に行ってみる。もらった島の地図でも「ちゅらさん」撮影で使用されたことがこの集落のウリだ。
というわけで、ちゅらさんで使われた民家の周りをぐるっと回る。裏からみるとかなり寂れている・・・。

バスは通ってくれなかった「ブランコ」

また、ブランコも結構唐突にあったけれども、新婚旅行で行ったモルディブの「ボリフシ島」でもこんな感じにブランコと長いすが置いてあったので違和感はあまりなかった。


その他、僕の観光の特徴として「現地の商店の品揃え」を見るのが好きです。生活を感じられますからね。(あと、求人情報誌も同様)。
こんなに狭い集落*1なのに店は5つ。開いてたのだけでも3つありました。

でもよく見るとそれぞれに特色が。なるほど。
 ・生活雑貨+食品
 ・生活雑貨+薬
 ・生活雑貨+工具っぽいの


それと、コハマ観光のバス、集落でバス停とバス停の間が家5軒分だったりするんですけど。。。さすがだ。



・1100-1230 コハマ観光のバスで小浜島めぐり。シュガーロード、「ちゅらさん」。大岳(うふだき)展望台。

10時50分に戻って、妻も10分ほど自転車で小浜島も風を感じた後、コハマ観光のバスに乗り込む。僕ら以外にももう一組、0歳児をつれた親子が居た。
乗るとすぐに、運転手さんによって、「何時までに小浜港に着きたいか」のアンケート開始。なんと、実は「2島めぐり」で1台なのではなく、「色々なツアー」や「個人」が混じっているのでした。なるほど、これならツアーきっぷにしなくても良かったのかぁ。ということにすぐに気づく。(そうしていれば3000円くらい安く済んだかも)


とはいえ、バスのガイドは島の人がしていて面白い。何しろ小さな村なのでネタが激しくローカル(同じ話が2度3度出てくることもあるくらい)。まずはちゅらさんで撮影に使われたというシュガーロードから入る。その後、小浜小中学校。この、「全島民○百人、でも子供は十数人..」みたいな話はどこの島(小浜、竹富、波照間)も同じだった。
「あのカーブミラーがこの島唯一の交通標識です」というのもすごい。


それにしてもちゅらさんのセットよりも個人的にヒットだったのは、この写真の物体。
米軍の落とした不発弾(の外側)なのだけど、集落の人たちはこれを除夜の鐘に使っていたという。逞しい。。。

不発弾を除夜の鐘だなんて逞しすぎ。。。


そしていよいよ、ちゅらさんで使われた民家へ。ここで運転手さんの裏話。この民家の上にあるシーサーはNHKが撮影1週間前にサービスでつけてくれたそう。これって広義のヤラセ?? 

ちゅらさんで使われた民家。シーサーはみんなの受信料〜


その後は、大岳と書いて、「うふだき」と読む、この島最高峰(海抜99m)の展望台へ。なかなか急な階段で、バスの女性陣は結構ヒィヒィハァハァになっていた人が多かった。ここに上ると、波照間と与那国以外のすべてのこのあたりの島が見える。なかなか良い景色であった。なお、2つめの写真の後ろに移っているのがカヤマ島と、その手前にリゾートがあるのだが、リゾートは潰れ、別荘地として売り出しているそうな。1000万円で募集中だそーですよ?
あと、バスの中の人でハイヴィジョンハンディカムを持っている人発見。


展望台。西南方向
展望台。東北方向。カヤマ島とリゾート跡


その後、細崎(と書いて、“くばざき”と読むそうな)の海人(うみんちゅ)集落を見る。ここの人たちはなんと沖縄の糸満から移住してきた人の集落とのこと。こんな小さな町でも「お互いにあまり交流がない」らしい!?
今となってはむしろちゅらさんのプロポーズシーンで使われた「マンタの展望台」で有名で、そこでプロポーズをした観光客カップルが居たそうな。


そしてバスはリゾートはいむるぶしに到着。



・1230-1320 リゾートはいむるぶし にて昼食。妻は少し観光

堺正章が乗ってたやつだそうです


リゾートはいむるぶしで昼食。予想通り幕の内のような弁当だった。ちょっとリゾートっぽくない?
一方で、「さすがリゾートだなー」と思ったのは、赤ちゃん用の簡易ベッドが用意されたこと。こういうのがすごいね。
で、実は昨日会った祖母が翌日ここに泊まるのでメッセージを残しておく。とても喜んでもらえたそうだ。


朝に1時間自由行動させてもらえたので、ここでは僕がすみれを預かって妻がリゾート内を散歩。山羊とかいろいろ居たらしいです。

1350 の便で小浜島竹富島

*1:家は数十戸。町内レベルです