レンタカー延長〜由布島にて

朝起きて、用意して、レンタカーを返しに行く。
一通り返す手続きを済ませてから、荷物を降ろしたときにレンタカー屋の人が「え?それをもって今日、島を回るの?」と目を丸くしていた。きいてみると、由布島には荷物預かり所というものが全くないそうだ。
いろいろとやり取りの後、延長して借りることにする。その中で
「いや、うち(やまねこレンタカーのこと)は、バスもしてるし、タクシーもしてるし、なにしても儲かるようになっているのだけど、親切で言っているんだけどなあ」とのお言葉。
やっぱり“やまねこレンタカー”は西表を牛耳っているようだ!?


というわけで、レンタカーで由布島(ゆぶじま)へ。駐車場に止めた後、さっそく水牛車に乗って由布島へ。由布島は1度、津波にあってすべての島民が避難したあと、たった一人の男が、木を植え、石垣を積み、作り上げた観光地である。
この後、何度か水牛車に乗ったり見たりしたが、水牛のウンチが「水洗式」だったのはここだけだ。
なお、行きは満潮だったのか、10数cmの水深だったが、帰りはほとんど干上がっていた。確かに水牛車に乗らないチケットもあるわけだ。



水牛車の車上で、運転手さんが蛇身線で安里屋ユンタを歌い始めた。このとき初めて聞いたのだが、沖縄ではそれはそれはメジャーな曲のようだ。


到着してみると、本当に程よい大きさの観光地(1周2km。モルジブで泊まったボリフシ島を思い出した)で、八重山諸島や南の島特有の動植物が集められているほかに、どーみても創立者かスタッフかの趣味で集められたようなコレクションの陳列館が○○館としておいてあり、まさに「趣味の殿堂」。
蝶の館は面白かったけど、ミクロネシア館とか、完全に趣味だ・・・
途中で大きなシオマネキが悠々と歩いていた。捕まえてすみれにみせる

シオマネキをじっと見るすみれ


水牛さんたちと
水牛車と


昼食をここでとる。八重山そばと、幕の内弁当を注文。
幕の内弁当には、油味噌や、ジーマミー豆腐、ゴーヤー漬け、ダチョウの焼肉、ミミガー、ミーバイの蒲焼、もずくのてんぷらなど、ちょうど食べたかったものがちょっとずつ入っていてお得だった。

昼食幕の内



島内を歩き回った後、売店を見ていると、この島の水牛家計図が。最初は「大五郎」から始まった「大五郎」一家。大学時代の後輩に「大五郎」という皆の人気者がいたなあ。
そんな大五郎の子孫に乗っかって由布島から西表島へと戻りました。

大五郎一家の繁栄ぶり
大五郎の孫かな?


西表島に到着