第2戦 チャンピオン3連星

  1. セイロン島さん(2勝 35位)
  2. 永井優馬くん(1勝 78位)
  3. 山岡くん
  4. so-so

セイロン島さんはいかにもできそうな感じ。実際最終的に2勝しているのでここで勝っていれば決勝出場→チャンピオンだったかもしれない。


永井君は、「カプコンの永井さんの息子さん?」と聞くとYES。「あれ?じゃ初代チャンピオンの?」と聞くと「ああ、お兄ちゃんのことですか。」と。確かに服装がずっと垢抜けていたので「へー、弟くんの方はずいぶんとお洒落だねえ。」と誉めた。


山岡くんは中学生(制服)。自分も中学高校時代にCatanがあったら山のようにしてただろうな、と思い(僕等は主に“超人ロック(http://locke.nwr.jp/review.html)”をしていた)「週何回くらいしてるの?」と聞くと「週3回」とのこと。うらやましい。。。


ゲームの進行では開始早々赤の永井君の当たり目である9が連続で出た。以下は赤の状態。
第2ターン:鉄9麦8麦10が都市化。
第3ターン:9鉄(盗賊こまのあるところ)の汎用港に開拓地、9が出ると鉄3枚供給体制。
まだ他は本当に初期で他の3人にはソルジャー戦力もなく、それからも9が出るとすかさず8か10の麦が出てあれよあれよともう1つ都市化(第4ターン)、さらに資源の産出はとどまるところを知らず、汎用港を活かして更に1軒開拓地&すぐ都市化(第5ターン)と、あっというまに「都市3開拓地1」という都市カタンのお株を奪うような圧倒的な生産力


たしかまだこの時点(多分第5〜6ターン)では他の人は、セイロン島さんso-soが開拓地を1個ずつ建てただけだったと思う。


しかしこの卓も4人のレベルがしっかりしていた。
山岡くんに水を向けてみるも無口だったので、so-soセイロン島さんに交渉。向こうも心得たものでセイロン島さん側がカード資源。so-so側が建築資源ということで追い上げをかける。もちろん山岡くんには道材を他の人よりずっと有利な条件で渡しておいた。山岡くんもちゃんと道王をとっておいてくれた。さすがは週3回。「道王を預かる」とまで考えが及んでいるかはともかく、道王を開けておく怖さは知っているのだろう。


その結果、もう4,5ターン経ったときには
永井君 都市3開拓地1=7 + いかにもカードで1〜2点
セイロン島さん 都市2開拓地2=6+騎士王+カードで0〜1点
山岡くん 開拓地3+道路王
so-so 都市2開拓地2+カードで1点


山岡くんはさすがにフォローし切れなかったが(永井君上がりそうなので・・・)3人がトップを争う展開にまでなったところで、so-soの番までに、6、11と連続で出て木材3粘土3が産出したso-soが道2本で道王奪取+開拓地建築で勝利。


都市カタンの生産力を生かして、ほかの2人に有利な条件で資源を回し、先んじる人に追いつき、追い越したということで大満足の1戦でした。


おっとそうそう、なぜ題が「チャンピオン3連星なのか?」


結局、永井君は2002年チャンピオンの弟ではなく本人だったのでした。服装のかっこよさは高校デビューとのこと。お父さんの永井さんにも言ったら「いやあ。。。私にはわかりませんけどね」だって。

そしてさらに、同じ卓ではないですが、隣の卓にもう1人の2003年チャンピオンの渡辺書成さんが。残り1人のチャンピオン(2002年)のOさんがいらしていないので、この日に居た3人のチャンピオン経験者がナントちょうど席順でも3人ならんで座っていたのです。