目指せ90倍!

とりあえず、何やってるんだかわからないので評判(?)の同じグループの先輩(一応課長扱い。僕の直属じゃないけど)がこの半年のうち半分以上かかっている仕事(プログラミング系。僕のプログラムによるデータの後続処理)がまだできあがっていないトバッチリで、明日締め切りの確認作業がやりにくいので、その仕事を勝手ながらやっちゃうことにした。
ちなみに世の中課長が仕事ができないばあい、会議とか雑務に追われているものだが、この人はホントにその仕事にかけてるのに。何で?


あー、また自分で仕事増やしちゃったよ。何か結局勝手に自分の任務領域増やしてるな。
一応実質1日で仕上げるつもり。より高いレベルで。(仕様変更に一回ずつ対応でなく、仕様変更にすぐ対応できる形にする)
今のところ2時間くらいの消費(20時過ぎに決心して22時過ぎくらいまで)
とりあえず5割方できた。めざせ90倍!(90日分を1日)


うちの職場、成果主義にするといってるけど、本当に僕、この人の90日分もらえるかな。。。?でも僕も11年とかたったら、自分の11年下の後輩にこうやって追い込まれるのだろうか。。。技術の世界は怖い。(そのころは相手が日本人とは限らないしなー)自分を磨かねば。


というわけで、何ヶ月か前に見つけて色々な人に紹介しているエッセイがこれ
http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/essay/essay3.html


(後半4分の1くらいを抜粋。できれば上のURLで全文読んでほしい)

第一、組織図なんて、2次元で描ける単純さをとうに失っている。


会社の組織図は、個人を一番上に書くべきだ。現代の指向は間違いなくこうである。けれど、今のところ、そんな組織図を見たことがない。何故か。やっぱり、この世で一番固い物質は人間の頭脳、特に集団の意思決定であるということ。


 「オブジェクト指向」という言葉を知らないと、上記の概念は理解できないかもしれない。社会の上下は既に反対になっている。いずれ、大きな変革がくるのか、それとも、集団の頭の固さがそれに勝るのか。電流だって、本当はマイナスからプラスへ流れているのだけど、相変わらず、小学生には教えないようだ。オブジェクト指向を知らない人、特に人の上(実は下なのだが)に立つ人は、本屋さんへ。


 しゃべり方が上手になってもしかたがない。歌が上手く歌えたってしょうがない。つまりは、何をしゃべっているのか、何を歌っているのか、その内容が問題なのである。それが、その個人(オブジェクト)の社会における利用価値であり、個人が発信する本質だけが、組織を変え、社会を変える。下から上(実は、上から下なのだが)へ、リンクは広がっていくのである。


 そんなことを意識しないで、毎日、ゆっくりとコーヒーを飲みたい? のんびりと自由な思考を巡らしたい? そのために、すべての技術は発想されるが、集団が鈍重になった今、個人の切れ味だけが切り札である。


 ただ、のんびりと地球を宇宙から眺めてみたい。この単純で、純粋で、明確だった最初の動機を、現代人はどう受け継ぐのか・・、さて、幻想か否か、歴史の復元力を拝見しよう。



がんばろうじゃないですか、「えらくなるより腕磨き」のご同輩方。


それにしても、こんな文章を

(1996.11 「日本セメント」社内報「セメント工業」No.256に掲載)


1996年に書けてしまうのだから大学教授というのはすごいものだ。
ただ、この文章を当時の「日本セメント」の社内報読者のうちいったい何人が理解して読んだのだろうか?そのあたりも大学教授らしいといえばらしいのだが。
まあでもそんな文章が今ここでよめるのもインターネットの恩恵と呼んでもいいと思う。


一応最初のパラグラフは下記のように始まっているが、いきなり2パラグラフ目からすごい飛躍である。

 セメントといえば、日本ではコンクリートモルタルを作る粉のことだ。いや、周囲の人に尋ねてみると、たぶんコンクリートと同義だと思っている場合が多い。外国のプラモデルを作った人は知っているはずだが、海外では、接着剤、つまりセメダインとかボンドに近いニュアンスになる。そもそも、流れるように「つながった」文章が好きではないので、組み立て前のプラモデルみたいに、パーツのまま、つれづれに書く。無駄を承知で書いた、ここまでが本論の導入部である。文章中の太字に特に意味はない。ダブルクリックしたくなるが・・。


 文章をつなげるための接続詞が、通信効率を落としていることが往々にしてある。一例を挙げよう。

続きが気になる人の為にURLを再掲しておこう
http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/essay/essay3.html


このエッセイは色々な意味でお気に入りだし、自分の中でモヤモヤとしていたことをうまく説明してくれている文章なので、これまたそのうちちゃんとこれを読んで思ったことを雑感として書きたいと思う。



あー、大学の研究室に3週間も顔出せてないなー。すみませんS助教授。本気で忙しいんです。この9月.