共働き夫のレシピ03 豚の角煮orチャーシュー

今回は勝手ながら肉(2つの9)の日ということで豚肉です。
この煮汁は他の料理でも使うので覚えやすい9/9にしておきました。
あと、この料理は父の代からのレシピなので、父の代からの2代続けての友人の誕生日なのでこれにしてみました。
#というわけでK也君誕生日おめでとう

なお良く見るとレシピの題名にorがくっついているという不思議な題名ですが、要は「できあがり」で命名するからです。
ええ、もちろん出来上がった時には、
「今日は角煮を作ってみた」
とか初めからそれを作るつもりだったかのように振舞うのですよ(笑)


「何を作るかが重要なのではなく、何が出来上がったかが重要なのだ」


と書くと何か偉人の名言のように聞こえますが、本当の名言の方は


「人間の真価は、何を成し遂げたかではなく
今際のきわまで、何を成し遂げようとしていたかである」


なので、お間違えなく(笑)




■材料
・豚肉 1かたまり(僕の場合300〜500gくらい)
・ネギ 1本以上
・醤油 結構使います。1/4カップ〜1/2カップくらい


なお、醤油を結構使いますが、この煮汁は明日以降の他の材料にできるので躊躇無く使いましょう。



■作り方

  1. ネギは4〜5cmに切ります。
  2. 豚肉を鍋に入れて、水を肉の高さまで張ります。
  3. 醤油を好みで入れる。水の量の1/3〜1/8くらい。(後述)
  4. 豚肉の表面が軽く白くなるまでは中火〜強火で温める。
  5. 表面が白くなって以降は、沸騰しないように弱火でとろとろと煮る。
  6. 1時間以上煮たら出来上がり。


まず醤油の量としては、「お好みで」としかいいようがないですね。
ただ、「少々」という量ではなくて、「水の何分の1か」というレベルで入れましょう。


多すぎるよりは少なすぎるほうが煮詰めたり、食べる際に煮詰めた煮汁を入れられるのでリカバリーはしやすいですが、
まあ多かったら多かったで白いご飯のお供ということで。男たるものできあがりを受け止める度量が重要ですよ。
何度か作っていくうちに自分の好みの量が分かってきますよ。
とりあえず初めての人は1/5くらいで始めてみては?


それから、弱火でとろとろ煮るところの目安は、あぶくが出ずに、水だけがゆらゆらと揺れているくらいです。
その状態が保てていたらほっといてもまあ大丈夫です(火の元に対しての常識的な範囲内で)
時間はかかりますが手間はほとんどかからないです。


1時間上煮たらだいたい出来上がりです。
竹串とかで刺して確認するのが基本みたいですが、面倒くさかったら直接切ってしまいましょう。
出来上がっていたらそのままさらに切ればいいですし、できあがってなかったらもう一回煮ましょう。
世の中結局のところ「レシピより味見」です。これ本当。
ちなみに、肉質によっては何時間煮ても赤い色は少しは残るのであまり神経質にならないように。
1時間以上煮ていて生っぽくなければ大丈夫です。


さて、最後に重要なフィニッシュです。
できあがりをこっそり味見して
「柔らかいなー」と思ったら「角煮作ってみたー」
「ちょっと固めかなー」と思ったら「チャーシュー作ってみたー」


前述のとおり、あたかも最初から作っていたかのように出すのがポイントです(笑)。

なお、この煮汁は引き続き明日も使いますので捨てないよーに。