スタジオアリスでお宮参りの写真撮影(と着物)

お宮参りの写真と着物を借りに(←何気に本命)スタジオアリスへ。

予定外に長女もやる気を出したため、急きょホズミと長女の2ショットもとることに。次女の時はほとんど目を開けてくれず、次女の写っている5枚のうち3枚が目をつぶっているというありさまでしたが(逆に言えばもっとショットがあったが2枚しか開けてなかった)、今回はちょうど目を開けており、かわいい顔がいくつも撮ってもらえました。また時間が限られていたのですがちょうど2ショットの1ポーズ目を撮り終わった際で大泣きしたのでちょうどよかったです(←だって次女には内緒だからそんなにポーズ買えないし、でも撮ってあったらきっと買いたくなっちゃうし^^;)

撮影の際の着物として選んだのは、長男の生まれ年である「龍」と、名の「鵬(鳳凰)」がともに写っているもの。お宮参りの際の着物については、6ポケットそれぞれの思惑が入り乱れましたが、スタジオアリスが貸してくれるという衣装は(女児向けはともかくとして)男児向けは十分な柄で、6ポケットともに納得のものとなりました。こういう解を用意した妻は大したものです。

借りる際に「紛失した場合には1万円」とのこと。正直1万円では買えなそうな物品で「そのまま失くしたことにする」なんていうのをライフハックかのようにドヤ顔でする人もいそうなくらいだが、スタジオアリスはそういうセコいことはしない人が多く利用しているからいい形でポジティブスパイラルが回っている気がします。

郷社で祝詞。そしてその後に

神社には両方の祖父母が待ってくれていた。この時間はうちの貸切状態である(嬉しいようなちょっとさみしいような←人口比で言えば、市内で毎週30人程度は産まれているはずなのだが・・・寒川さんとかに行くのかな?)
そして祝詞をあげていただき、その最後に神主さんからのお言葉
「神様を通じて、身の回りの皆さんに感謝することを忘れないような子に育ててください」

とおっしゃられたので、「そう思ってホズミとつけました」
そして、名づけの由来(http://d.hatena.ne.jp/so-so/20121013)をお話しすると、神主さんもとても意気に感じてくれたようで、神主さんとそのまま雑談に。


なんでもこの神主さん、今年、平塚の端に田圃をかりて、6俵のお米(とお金)を伊勢神宮に奉納するツアーを行ったそうで、なんと280人もの参加者があったとのこと。伊勢神宮の地元でもいろいろと便宜を図ってくれたらしいです。(数年前にも160人の参加がありリピーターも)
あらためて、「伊勢神宮の求心力」を感じたものでした。

その後は近くの割烹旅館で日帰り入浴&夕食のコース

 自宅から車に乗ること7km15分くらいで、お隣の愛川町へ。ほとんど来ていないのにあっという間に観光地気分です。宿の用意してくれたお祝い用のコースを食べ、温泉に入り、2部屋ぶち抜きで用意してくれた部屋で、ハンカチ落としやら、トランプやらを両家一緒になって遊んで解散となりました。

世界一の宗教建築とは?

ところで皆さん、「世界一の宗教建築」を挙げろと言われたらどれを挙げるでしょうか? ガウディ作のサグラダファミリアでしょうか?エルサレム岩のドームでしょうか?それともイスラムキリスト教を兼ねたコルドバの寺院や聖地メッカやバチカンの寺院でしょうか?


もちろんどれも甲乙つけがたいですが、日本人の僕としては外国人に聞かれたら躊躇なく「伊勢神宮」を挙げたいと思います。理由は「いくつもの矛盾を解決して見せている」ということです。

  • 「(サグラダファミリアのように)常に建築中」なのに「常に完成品」
  • 「(他国の寺院に比べ)もっとも傷みやすい素材(木材)」なのに「常に新品に近い」
  • 「一番伝統があるのに、常に新品に近い(築20年以内)」
  • 「古くからのもの」なのに「常に建てる技術者がいる」

少し伊勢神宮に詳しい人ならご存知の通り「式年遷宮」のシステムによってこれが成り立っています。


イスラム教では偶像崇拝を禁じている通り、宗教とは本来「心の在り方」であって、「物で表せるものではない」のですが、伊勢神宮式年遷宮は「モノ」を介しつつも、その20年サイクルが示すものは「在り方」であり、その設計思想は世界に誇れるものだと感じています(きっとこの辺りは式年遷宮で検索すればもっといいことを書いている方がいるでしょう)