初めての動物園(?)・初めての生コアラ

今日は、親子3人で金沢自然公園 動物区へ行ってきました。
すみれにとっては初めての動物園っぽいところです。僕もとても久しぶりな気がします。



駐車場に着くと、無料のコアラバスが入り口まで送迎とのこと。そりゃもちろん乗ろうということで乗る。その後にドカドカとクーラーボックスを持った若い男女の団体さんが。どうやらここはバーベキュー場もあるようです。しかしその団体が多すぎて、5人ほどは歩きで入り口へ。
意外に入り口は遠くて、バスで途中で抜かした際に皆から同情されてました。


そして券を買って入場です。
まずは入り口で顔出しパチリ。


で、コアラバスがあることからも予想されるとおり、なんと、ここにはコアラがいるんですねえ。前日に調べるまで知りませんでした。いやー、実は僕、コアラを生で見るの初めてなんですよ(妻はオーストラリアで抱いたの含め、何度も見ているらしい)。うーん、金沢文庫駅での小さな宣伝ではそんなにもすごいところとは知らなんだ。というわけで、実は結構楽しみ。


というわけで、まずはコアラのいるオセアニア区へ。ユーカリには気づくもちょっと離れているコアラ館に気づかず、カンガルーやワラビーを見ていたら別の坂道になってはじめて通り過ぎていることに気づく。でもせっかく登り始めたので展望台まで行ってから戻る。途中に生でリスが!おどろき。



展望台から戻って、いよいよコアラ館へ。24時間中20時間寝ている上に夜行性とのことで動いていることは見られないかも?と心配だったけれどもコアラの世界にも昼夜逆転のはいるみたいで、5匹中1匹が起きてました。ラッキー。
コアラを抱いたことがある妻によれば、ちょうどいまのすみれと同じくらいの重さだったそうで、すみれを抱きながらコアラを見て、「コアラを抱いた気分」に浸る。さてさて、すみれの脳裏にはコアラは刻まれたでしょうか??




コアラも見たし、次はゾウを見に。これまた凄い坂。なかなかベビーカーを押していくのもちょっと大変。
そしてさっきのオセアニア区と木の種類が違うのか、この坂道ではものすごい音量でせみの鳴き声が。夏真っ盛りという感じ。


そんな坂を上りきったところにインド象のエリア。交代ですみれを抱き上げてゾウを見せる。
やはり大きいからかコアラのときよりもきちんと相手を認識している気がする。
(ちなみに、少し見ていたところでゾウが排泄開始。久々に見るとやっぱりダイナミックですねえ)


その後、アメリカ区、アフリカ区も通って、一応制覇。しかし、「動物園」を見たというよりは「ピクニックに来た」感じの方が強い。
この場所「横浜市立金沢動物園」という名称でもあり、「金沢自然公園 動物区」でもあるわけですが、「名がその存在を意味するとするならば」僕は後者の呼び名の方がいいと思います。いい意味で。



動物園としては「コアラ」という大物がおり、キリン、ゾウ、サイといった定番モノもそれなりにいるのですが、ライオン、クマ、ペンギン、サルといった定番なのに居ないのもいるもので。動物園というのはちょっと物足りない。


しかし、その隙間を、ちょうどいい緑が埋めているんですね。その結果「動物が檻でない」「動物のスペースがまばらになっている」点です。
動物園につきものの「臭さ」がまったくといっていいほどないんですよ。そして、同時にピクニック気分が味わえる。



実際、普通にどこかにピクニックに行くよりは、ところどころ動物があり、トイレもそれなりに用意されていて、家族連れでもカップルでも楽しめるのではないでしょうか。かなりおすすめです。



いやはや、海の公園横浜市唯一の砂浜)だけでもなかなかいいところだと思っていたのですが、本当にこのあたりって「山にも海にも恵まれた」地域ですねえ。小学校までの子供の教育にはなかなかいい地域なのではないでしょうか?