命名の裏話その1:読みが「すみれ」に決まるまで

まず
・苺理沙
・苺萌里(または、萌苺里)

なんて読ませようとしたか分かりますか?(ちょっと予想してみてください。答えは後に書いてあります)



さて、最初から、娘の名前の「読み」は妻につける権利を渡し、漢字には少しは僕も希望を入れてもらう、という予定でした。
元々、男の子だったら僕優先、女の子だったら妻優先とは決めていたので。


妻は当初、
・「‘り’か‘さ’」の入った名前がいいなぁ」
・「新人名漢字が使いたいなあ。特に‘苺’」

ということで、‘苺’をベースに考える。ところがこの字、「いちご」か「バイ」「マイ」くらいしか読み方が無い。何しろ、新人名漢字なので、辞書にも慣用的で特別な読み名は載っていない。

というわけで色々あった中で最初に


と、調べているうちにどこかで「メ」とは読むことを発見。確かに中国語では‘梅’と同じ発音っぽそうなので確かに読めなくはないだろう。ということで


・苺理沙 → めりさ
・苺萌里(または、萌苺里) → めもり

なのでした。


「めりさ」:
・妻が"り"と"さ"の音感が好きだったためと、
ハーブの名前(メリッサ)。メリッサについては、
http://www.t-tree.net/essentialoil/melissa.htm
http://www.t-tree.net/essentialoil/melissablend.htm とか参照
「生命のエリキシル(Elixir)不老(=不死の霊薬、万能薬)」と呼んだ人が居るほどのハーブ


「めもり」:
いつまでも皆の"記憶(Memory)"に残るような子になってほしい&
物覚えのよい子になって欲しい、というようなことから。


でも、突然、ある漢字を見たときに妻は「すみれ!」と思いつき、いたく気に入り、「すみれ」になったのです。


最初は僕も「え、かわいすぎるのでは・・・?」「ちょっとはかなげなイメージ?」と躊躇するものがあったのですが、オモテの話でも書いている通り、

スミレ想
http://www5c.biglobe.ne.jp/%7Eskke/sou/index.htm 

でのすみれの意外な姿を知り、ぐっと気に入り、それまでの迷走はどこへやら、はっきりと「すみれ」と決まりました。


まあどの漢字だったのかは後日で。

写真は今日も元気に布団を蹴って下に押しやっているすみれです。