TRIZ9画面法の授業 in 開成学園
去る2月21日、開成学園にて、TRIZの9画面法の授業が行われました!
(正門から。この校舎はもうすぐ建て替えられます。寂しいような、楽しみなような)
授業を主に実施してくれたのは、昨年末より、私にTRIZを学びに来てくれている開成高校3年のRくん。すでに大学が決まっており、大学入学までの半年間で学ぶことの中にTRIZを入れてくれており、「一番弟子になりますよ!」と意気込んでくれている、とっても楽しみな若弟子です。(既にTRIZのバイブル「体系的技術革新」も一通り読み終えたとのこと)
発明原理と9画面法を一通り学んだところで「次に何をするのがよいですか?」と聞かれたので、「それはぜひ”教えてみること”だよ。」と薦めたところ、見事にこの勉強会を開いてくれました。(私も父から「教えることが3倍学べる」と言われて育ちました)
Rくんは、自己紹介でも「文化祭バカでした」とするほどで、受講生も文準(文化祭準備委員会)の後輩や、参加団体の代表。なかなかの進度でしたが、それに食らいついていく後輩たち。Rくんの飲み込みも早かったですが、後輩たちにはそのR君も「うわ、なんか飲み込み早いね!」と感嘆。(ちなみに中3と高1)
(授業の合間の質問タイム。左側手前のSくん(高1)が、Rくんの文準での直弟子。さっそく「体系的技術革新」を読みながら「これ面白いですね!」と。末恐ろしい子!)
それにしてもRくんも、こうして褒めるのもうまいし、実に授業が上手い。「ペアワークを入れるといいよ」と一言言っただけなのに、ペアを次々に変えたり、相手のことを褒めさせたり、はっきり言って自分が30回授業をした時点より上手!
教えることの準備こそが一番学べることと、教える楽しさをぐっと知ってくれたようで、私としては大満足です。(&ちゃんと、私にもちょっと教える場を用意してくれました)
(最後に後輩に撮ってもらってRくんと2-shot。制服でなかったので彼も入校申請に^^;ちなみに第三選択教室です)
ちなみにRくんは翌日も別のメンバーに9画面法の授業。
私も翌日に、会社の中で丸一日の9画面法の研修講師(丸一日なのは年に1度)。
2月22日は、くしくも「師弟揃っての9画面法講師記念日」となりました。
この授業、2年前に当時、高1だったRくんが私をOB訪問してくれた時に、拙著を渡しておいたことが種になりました。
そしてもちろん、今回も高1なSくんたちにも拙著を寄贈。もし、何年か後に、開成学園の中にTRIZ研究同好会なんてものが出来てくれたら・・・とんでもなく未来は明るいなぁと思いました。
(開成の校長先生との話は下記)